2009年2月1日日曜日

    《1/31-2/1 Kitamoto Winter Arts Camp》

最終日の集合写真
撮影・編集:佐々木さん

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ちょっと長くなりましたが、ウィンターキャンプの報告です!

2日間随分と濃密な時間と笑いがあったなぁと、この記事をまとめながら思いました。

より具体的なミーティングもこれから始まりますが、改めてよろしくお願いいたします!!

<次回イベントやミーティングの予定>

・2月11日(木・祝) 9時~ どんどこ!巨大紙相撲”本場所”へ向けての準備
・2月11日(木・祝)13時~ どんどこ!巨大紙相撲”本町巡業”
・2月11日(木・祝)18時~ ミーティング@東部公民館研修室

・2月14日(土)13時~ どんどこ!巨大紙相撲”本場所”@北本中学校体育館

各イベントの詳細は、お気軽にお問い合わせ下さい。

キタミン・ラボ舎
e-mail  kitamoto.art@gmail.com
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《キタミン・ラボ舎  「1/31-2/1 Winter Camp」  》
《~ベースキャンプを作ろう!!~ 》


【【【【 1月31日 】】】】


<午前中:どんどこ!巨大紙相撲~北本場所・石戸巡業~>

午前中は、「KOSUGE 1-16」による巨大紙相撲”石戸巡業”へみんなで参加しました!

北本駅西口KAOプロジェクトチーム作の"KAOマン"も登場し、

子供から大人まで全員で真剣勝負!!
写真を見てもらえれば、熱気が伝わると思います!

千秋楽・本場所へ向けて、これからが楽しみです!!!

~どんどこ! 巨大紙相撲 北本場所~
1月11日13時 本町巡業@コミュニティセンター
1月14日13時 ”本場所”@北本中学校体育館


撮影:澤田さん

撮影:田中さん

撮影:上原さん

撮影:田中さん

撮影:澤田さん

撮影:澤田さん

撮影:澤田さん

TV取材を受ける「KOSUGE 1-16」土谷さん
撮影:澤田さん

制作中の「KOSUGE 1-16」車田さん
撮影:澤田さん




<午後:CAMPミーティング と ベースキャンプの見学会>



<1> 北本市役所・村田様からの市内紹介と29日シンポジウムの概要

撮影:澤田さん

<2> 今回から初めて参加する方の自己紹介。石津賢治市長も到着。

<3> 藤さんから、まず最初の「妄想 KITAMOTO ART TOWER」プレゼンテーション

撮影:澤田さん

撮影:澤田さん

<4> 森さんより 「北本の方向性とこれからの可能性」についてさらに展開してもらい、

撮影:澤田さん

<5> 熊倉先生より 「アート・デザイン≒PR≒ブランディングのつながりとその考え方」について話がまとまっていく。

撮影:澤田さん

<6> 拠点候補地の見学会!!

全体のイメージ共有をまずしたところで、さらに、
ベースキャンプ拠点となりそうな"駅西口近くの4階建てビル"を参加者全員で見学。

藤さんに負けず劣らず、それぞれの妄想が爆発して全員盛り上がる。
ビル屋上からの北本市内の眺めを見て、妄想はクライマックスへ。

その後は、空き家の長屋4棟と戸建平屋を見学して、もう一度野外活動センターへ戻りました。


撮影:上原さん

撮影:澤田さん

撮影:澤田さん

撮影:澤田さん

撮影:小野さん

撮影:小野さん

撮影:小野さん

撮影:田中さん

撮影:小野さん

撮影:澤田さん


<7> アーティスト・プレゼンテーション 1
矢口さんより 「ロンドンでのコルクを使った作品郡」「水戸・小料理喫茶ワシントン」「キタモトマトラベル構想」
撮影:澤田さん

<8> アーティスト・プレゼンテーション 2
西尾さんより 「costume play」「ビタミンT」「TAPでのユニフォーム制作」
撮影:澤田さん

<9> アーティスト・プレゼンテーション 3
臼井さん、百瀬さん、吉川さんより 「アーティストin児童館」



<夜:食事会と夜の会議>

平戸集会所へ移動して、夜の会議。
森先生、熊倉先生、藤さん、土谷さんも、もちろん参加。

北本市役所・砂生さんには餃子10パック前後!を焼いていただき、お酒も用意され、
21時解散予定という事は守られる…

…はずもなく、0時過ぎまで雑談、アート、北本談義。
1時頃より、さらに別の喫煙ルームでは、色々なプロジェクトの芽も生まれていた模様…。



【【【【【 2月1日 】】】】】


<午前中:CAMPミーティング>

<1> アーティスト・プレゼンテーション 3
川村さんより 「KYOTO ART WALKでの提案」「デザイン・広報への姿勢」
撮影:澤田さん

<2> アーティスト・プレゼンテーション 4
"wah"南川さんより 「"地面の中の家がある"プロジェクト」「これまでの活動全般・ミーティングの重要性」
撮影:澤田さん

<3> アーティスト・プレゼンテーション 5
大和田さんより 「芸大での音響実験」「"郊外"というキーワードでのレーベル化構想」

撮影:澤田さん

<4> アーティスト・プレゼンテーション 6
北澤さんより 「病院の村」「浮き島'08 浮き島への港」

撮影:澤田さん

<5> アーティスト・プレゼンテーション 7
三友さんより 「ピンホール・カメラ・バス」「北杜市・苗プロジェクト」



<昼:昼食と休憩>


<午後:CAMPミーティング ~分科会とまとめへ~ >

<6> "アイディアを全て出す"
これまでのキャンプ中に出てきた

・案やアイディア
・引っ掛かるキーワード
・北本を体験した上での、アーティスト活動、作品との可能性
・夜の会議でのアイディア

大きなものから小さなものまで、項目をホワイトボードに書き出しました。

<7> "アイディアを大きく分ける"

出てきた項目を、下の4つの項目に分けて考えてみようとなりました。

・移動
・WORKSHOP
・出版,レーベル,PR
・運営,スペース

希望者を募って、それぞれの分科会でまとめに入ります。


<8> 分科会ミーティング

それぞれのグループで集まり、約30分ほどミーティングをしました。

この時間はキャンプ全体に較べたら短い時間ですが、
2日間の"流れ・空気"が全て集まった一番濃い瞬間だったような気がします。

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ここから長くなりますが、各班からの発表と、それを受けてのまとめになります。
一部、夜の会議、昼食中の雑談の中でのアイディアも項目別に追加しています。
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<9> 分科会から発表

[WORKSHOP班]

撮影:澤田さん

・ワークショップへの参加者との関係を改めて考えたい。
アーティストから参加者への一方的な提案で良いのか?

⇒例えば、北本市在住の佐々さんの作品・活動に対して、
アーティストがバックアップをして、新しい形をつくれないか。

⇒その形もアーティストが前面に出るのではなく、
あくまで後方からのサポート・相互提案として関係する。
活動自体は、改めて別の発表機会を設けて、アーティストの関わりを公に知らせる。


[PR・出版・レーベル班]

撮影:澤田さん

・一方的な告知型のPRではなく、「仕掛け・動き・影響を与える≒感染」という
観点から可能性を考える

・北本市が当てはまる"郊外"という点をキーワードに、再ブランディングが出来ないか。
全国に存在する"郊外エリア"へも移植可能な方法論が確立できるかもしれないという、
面白さがある。

・PR/情報のアウトプット方法において、アーティスト自身が媒介・媒体になるような事も考える


[移動班]

撮影:澤田さん

<核となるのは「ツアー」という概念>

⇒方法として、「レンタサイクル」はもちろん、「トラクター」等の貸出・利用も考える

⇒ツアーの体験を共有する場を作り、アーカイブ化していく。
同時に、そのアーカイブをリサーチすることで、ツアーの内容へフィードバックを発生させる。
そのためにも、拠点、アートタワー構想が必要となってくる。

⇒例えば、西尾さんのTAPユニフォームプロジェクト。身に着ける+スタッフが移動する事で広告媒体としても機能していた。
自転車用のバッグが作れないか。農家のビニールハウス等の生地をバッグにする。
北本特製のものでつくる。それらを販売する可能性もある。


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[以上三班からの発表を受けて]

撮影:新井さん

WORKSHOP、広報、事業(販売)、これまでの分科会の全ての要素が、
"移動""ツアー"という点に集約・関連し始める、
このプロジェクトの1つの形として、「ツアー」という概念は軸として考えて
いっても良いのではないか?

また、同時に「ツアー」という概念は、出発地があってこそのツアーであり、
実行するにあたり"拠点""ベースキャンプ"の必要性が改めて出てくる。
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[運営・スペース班]

撮影:澤田さん

<運営事務局の主な仕事>

・人、場所、期間を考えた"予算"の配分
・PR・広報・ネットワーク化の仕掛けづくり
・ブランディング・理由付けの戦略
・仕組みを街にインストールする

⇒これら全てにおいて、良い"成果"を重視するとともに、
新しい方法/仕組みによる"過程"を考えなくては、根本的にやる意味がない

<広報とブランディング。内的な効果と外的な露出>

内側へ:市民・地域への貢献内容
外側へ:プロジェクトの外的な露出・対外的なアピール、評価

それらの確立を、アート的とデザイン的思考の方法を用いて行う事を考える

⇒WSの連続を行っていくことで、内外的に"高いレベルでのブランディング"というものはされるのか?
⇒ソフト面(作品・WSなど)だけでなく、ハード面(場所・スペース、例:アートタワー構想)
といったモノがやはり重要
⇒また、その仕組みの中に"市民"の存在がなくては、全ては形だけのものとなる


<10>まとめ

撮影:澤田さん

<目標>

・2年後20011年に1万人規模のイベントを目指してスケジュールする

・アーティスト、クリエイターの集まる場所、居心地が良い場所として、
北本という街をどう提案できるか。
「拠点を北本にしたい」「住む事で幸せになる」といったイメージと、
現実的な「居住・制作・流通・交流」をし易くする環境を整える。

⇒そのために、キタミン・ラボ、北本市エリアからの事業化は考えたい。
ドキュメント出版、アーティストのワークショップ運営など、
作品の流通・アピール段階まで考えた、流通経路・インフラ作りをサポートする。

⇒キタミン・ラボの名称も、キタミン・ラボ+事業会社+教育要素=『キタミン・ラボ舎』*としたい。
組織名称も、移動部、レーベル部、サロン部(ワークショップ)、総務部(運営事務局)として、
部制の呼び名をとる

*(事業会社の"社"というイメージから、学びの場としての"校舎"もイメージさせる"舎"を加える)

・仕組みを街にインストールする事が目標であるとともに、
そのインストールを出来る人材を北本から輩出する事も長期的な目標になる。
また、それらも人材紹介・コンサルテーション的な形の事業として成り立つことが
出来るような道も考えたい


<11> 解散、片付けと記念撮影。希望者で打上げ・懇親会へ流れ、無事全日程が終了しました。

撮影:小野さん

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会場撤収:参加者・関係者全員。皆様お疲れの所、ありがとうございました!!

主な記録写真撮影と設営協力:澤田さん、大内さん(TAP05,06年度スタッフ)ありがとうございます!

大内さんファミリー
撮影:澤田さん(今度、澤田さんの写真を追加しますね~)

最後に。北本に嵐を呼ぶ三人の会場入り写真。ナイスショットです!

撮影:澤田さん


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